澄み切った青空に桜が映える好天のもと、日枝神社のお祭りが開催されました。
「村の鎮守の神様の今日はめでたい秋まつり(こちらの祭礼は“春まつり”ですが)…」と唄う童謡が思い出される、何とものどかで、しみじみ温かいお祭りです。
氏神様に奉納する簓獅子舞には、スタッフの友人が横笛を奏でる“笛方(ふえかた)”として参加していました(“簓”は「ささら」と読みます)。地域の伝統が若い人に受け継がれていくさまを垣間見られて嬉しくなりました。戦国時代から続くと言われる簓獅子舞…きっと同じような光景がこの先も連綿と続くのでしょう。
入居者さんたちは、販売をお手伝いされたり遊びに来られたり。平和の家はお祭りの賑わいが聞こえる距離ですので、大勢の方々が思い思いにお祭りを楽しめました。そうそう、お祭りで食べるものって、どれも美味しいですよね?やっぱり、あの雰囲気が“隠し味”なんでしょうか。
色鮮やかな“さをり織り”の商品はお子さん達に大好評。女の子はヘアピン、男の子はタンブラーに興味津々。町会の皆様のご厚意もあって、「わたし、コレ欲しい」「コレ(タンブラー)、サッカーに持って行こ」と次々とお買いもの。ちょっとしたバーゲン状態でした。
この場を借りて、引換券を用意して下さった町会の皆様のご厚意に厚く御礼申し上げます。「さをり織りって何?」と思われた方、ネットで「八王子 KATE KATE(かてかて)」と検索。さをり織りを含め、八王子市内にある障がい者施設の創作品が多数紹介されています。
最後に…昨年度は東日本大震災の影響で中止でした。計画停電時の真っ暗な町並み…ガソリン求めて並んだっけ…色々思い出されます。当時の映像を見ると未だに言葉を失い目眩がする私。復興地の皆様のご健康と亡くなった皆様のご冥福を只々祈るばかりです(法人内の町田福祉園さんは『被災地ではなく復興地と呼ぼう』とHPで呼びかけています)。
平山
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